あなたに最適な解体業者を無料で一括見積

地中埋設物の枡は庭に隠れてる場合も!不当な解体費用請求の防ぎ方

地中埋設物の枡は庭に隠れてる場合も!不当な解体費用請求の防ぎ方

解体工事の見積りをお願いする時、現地調査を必ず行いましょう。現地調査は建物の外観や内観だけでなく、確認が必要な部分が多く存在します。今回のテーマである地中埋設物の枡(ます)も場合によっては見つけにくいため見落としてしまうかもしれません。

現地調査を行ったけれども、確認が漏れてしまうと思わぬ追加費用の原因にも繋がりますので、解体業者の見積り依頼をする際に、事前に把握しておきましょう。

一般住宅に多く見られる建物以外の撤去物、特に「枡(ます)」について紹介します。

枡(ます)

枡(ます)

敷地内に写真のようなコンクリートの蓋、もしくはプラスチックの蓋は設置されてませんか?

これは「枡(ます)」といいます。庭に隠されている場合もあり、目視で発見できない時は、建物図面で有無を確認するといいです。

この枡は排水系の点検や清掃用に設けられている設備で、各配管(トイレや浴室、キッチン、雨樋など)に様々な用途で設置されています。

お庭にある、コンクリートの蓋や小さなプラスチックの蓋の下に埋まっています。
つまり、枡は地中埋設物として存在しています。

宅内枡と公共枡

家の敷地内に設置されている枡と下水道との接続部分に設置されている枡で名称が変わります。

宅内枡は、敷地内の排水系の合流や方向転換のために設置されており、配管が詰まってしまった時の点検や清掃をするために設けられています。

公共枡は敷地内の配管と下水道が接続する部分に設置されています。別名、最終枡とも呼ばれます。

様々な用途で使われる枡の種類

配管毎に設置されている枡には、様々な用途や役割があります。排水のためにしっかり設計されているため、多少複雑かも知れません。解体工事を依頼する場合、これらの枡をしっかり把握しておくといいでしょう。

汚水枡

トイレや台所、お風呂場からの排水を1本の管に合流させます。その配管の結合部分や管路の折れ点に設置されている枡です。

汚水の逆流や詰まりを防止するために、円滑に流れるよう底部に溝が掘られています。
お庭の枡の蓋を開けて、底部に半円状の溝が確認できた場合は汚水枡です。

ドロップ枡

敷地に段差があり建物から下水道まで、落差がある場合に設置されます。
ドロップ枡は、排水の中に混じる固形物を下に落とすために必要な設備です。

単純なL字の配管で、枡の蓋を開け配管が地中深くまで伸びている場合はドロップ枡です。

雨水枡

生活排水と雨水が別ルート(2系統)で流れる場合、上記に記載した枡とは必ず別で設置してあります。

雨樋から流れてくる雨水を通す配管に設置されています。底部に泥が溜まるようになっており、土砂が下流に流れることを防止する役目があります。
枡の蓋を開け底部に窪みがある場合は、雨水枡です。

雨水枡は、下水道まで雨水を通す物とそのまま土地に染み込ませる物と2種類あります。
後者の雨水を土地に染み込ませる枡を「浸透枡」といいます。

土地に雨水を染みこませる場合は、地盤沈下の原因になりますので建物から離れた場所に設置されています。

トラップ枡

生活排水と雨水を1つのルート(1系統)で流す場合、合流地点に設置する枡です。
汚水などの臭いが雨水枡に漏れることを防ぐための設備です。

上流の配管がU字になっており、そこに水が溜まることで悪臭が逆流することを防いでくれます。
枡の蓋が大小隣接して設置されている場合は、トラップ枡です。

最終枡

敷地内で発生した排水や宅内汚水管を1箇所に集め、道路にある下水道に流すための枡です。

2系統の場合は最終の合流地点となります。(雨水を浸透枡で処理している場合は、溢れでた雨水が最終枡まで繋がっている場合があります)

最終枡はコンクリート製の箱のようなものが多く、他の枡よりも大きいため整地の時に別途撤去費用が掛かる可能性があります。
事前に解体業者へ伝えておくことで、追加費用の発生を防ぐことができます。

またそのまま埋めてしまう事例も多く、解体業者に有無の確認を取っておくと後々のトラブルを回避することが出来ます。
埋めてしまう場合は、不法投棄扱いになりますので、責任問題に発展しますので気をつけて下さい。

まとめ

枡のような地中埋設物は、現地調査を行った時、目視で見逃しがちです。
細かいところまでしっかりと見て、見落とさないようにしましょう。

解体工事を行っていた途中で発見され、追加料金が掛かってしまうことがトラブルに発展する原因の一つです。
建物のことだけでなく庭など敷地内にある設備は図面などで確認し、解体業者へ伝えるようにしましょう。
追加費用の請求を防止する1つの方法です。

また、すべての業者が正しいことだけを行うとは限らないので不正を働かせるのを未然に防ぎましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。