解体費用が安く、優良な解体業者に出会う誰にでも可能な極意

解体費用が安く、優良な解体業者に出会う誰にでも可能な極意

解体工事の費用は、1つの建物を壊すのに、何十万、何百万という資金が必要になってきます。

そのため、自分の所有する物件を壊したいとお考えのお客様としては、出来る限り費用を抑えたいとお考えの方が多いです。しかし、見積りの段階で安くても、実際に工事に取り掛かると追加料金を請求されたということを経験された施主さまもいらっしゃいます。

追加料金が発生しなかったとしても、周辺住人からクレームがあったとか、今は少なくなりましたが廃棄物を不法投棄してしまう業者、あとは、解体工事中に事故を起こしてしまうようなところには、絶対に頼みたくないですね。

信頼できる解体業者を探し、そして費用を安いということがとても重要なのです。しかし、解体工事というのはニュースで観るくらいで一生のうちに1回行うかどうかという状況です。

インターネットが発達し、知らない業界でもある程度の情報が取れるようになってきましたが、それでもそこに書かれている情報が真実か判断するすべはないです。

実際に業者に見積りを取って、その内容を一つひとつ確認するのが一番です。
そうすることで、その会社の見積もり金額や対応なども含めて、解体業者を比較できます。

解体費用が高騰する理由は廃棄物処分費にあった!

解体工事費用に関して蓋をあけてみると、大きく分けると重機・機材利用代・運搬代(ガソリン代)・養生設備費・人件費・廃棄物処理費・書類等の事務手数料です。

解体工事にどれくらいの日数がかかるのかを考えると、重機・機材利用代や人件費などがかさんできます。そこまで大掛かりな解体工事でなければ、言ってしまえば一般家庭の家屋であれば、1日もあれば解体工事は終わってしまいます。

養生代や県庁や市町村への届け出のための事務手数料に関しても基本的にそこまでかからないはずです。言ってしまえば、書類は自分で手続をすることも可能です。

解体費用の中で一番のネックになるのは廃棄物処理費です。

建物を壊した際に出てきた、コンクリートや木材等の廃棄物を処理する費用、廃棄物処理費用です。

処分費が以前にも増して高騰中!

処分場での処分費が以前にも増して高騰してしまっているのです。高騰している理由としては、燃料の高騰や処分場の稼働時間増など様々なことが考えられますが、以下の様な意見もあります。

廃棄物処理の問題は産業廃棄物、一般廃棄物を問わず現代社会の最も深刻な難問の一つとなっています。リサイクル法、建設リサイクル法が制定され再資源化及び分別解体などが義務づけられましたが、再生資源の利用については、義務づけられてないと言っても過言では在りません。
リサイクルしたものを使わなければ再生プラントが満杯になることは明らかであり更なる処分費の高騰をまねきます。それゆえ、その適正な解決の為に官民あげての取組みが急務であろうと思われます。

引用:一般社団法人 東京建物解体協会

確かに、建設リサイクル法が制定されたとしても、実際にリサイクルされたものが利用されなければ、それを保管する維持費なども跳ね上がってしまうため、高騰するのも理解できます。

再生プラントのことだけでなく、廃棄物処理場が満杯になってしまうことも考えられます。解体工事が集中してしまう場合、廃棄物処理場で処理しきれなくなってしまうため、廃棄物を一時的に保管する費用や受け入れられなくなってしまう場合も考えられます。

こういった負の連鎖が解体工事費用の増大に繋がってしまうのです。

廃棄物処理費をちょっとでも抑えるためには?!

廃棄物処理費をちょっとでも抑えるためには、いくつかの方法があります。

まず、自分自身で処分できる家財はあらかじめ処分しておくこと。テーブルやタンスといった大型家具や冷蔵庫や洗濯機といった大型家電は自分でも処分できるので、済ませておくといいでしょう。

解体工事業の負担を少しでも軽くすることが、抑える秘訣です。

ゴミが多くなると解体費用も増大

複数の解体工事業者に相見積りを取るときは、廃棄物処理場のことも考える!

建築廃材における廃棄物の処理費に関してですが、依頼する解体工事業者がどこの処理場を利用するかによって費用は変わってきます。というのも、処分場での廃棄物処分費が値上がりした時、すべての処分場が一律上がったというわけでなく、エリアによって異なるからです。

解体工事を行う建物から近い解体工事業者を選ぶのではなく、少し離れたところ、例えば県境の建物を壊す場合、隣の県の業者から見積りを取ることで、明らかに安い場合もあります。

少しでも解体工事費用が安い業者を見つけるために、見積りをお願いするエリアの工夫をしてもいいでしょう。

解体工事の費用を抑える工夫をしている業者を探す

廃棄物処理場の高騰を受け、値上げを余儀なくする業者もありますが、作業効率の見直しや技術者のスキルアップ等、解体業者の社内におけるスキルアップ等を行い、企業努力によって抑えている会社も存在します。

そういった会社を見つけるには、見積りをお願いする際に、窓口になる方の応対を見ることや現地視察などによって意見を交換することで見えてくるでしょう。

そのためにも解体工事に関しての基本的な知識をあらかじめ身につけておくことが優良な解体業者を見つけるための第一歩です。

まとめ

解体費用抑える

解体費用が高騰する中、企業努力によって少しでも抑えようとする業者ももちろん存在します。信頼できる優良な解体工事業者を見つけるために、必要最低限の知識を身につけ、複数の解体工事業者に相見積りを行い、その内訳と現地視察からしっかりとしたコミュニケーションを行えるようになるのが大切です。

解体費用におけるコスト増の原因は、解体工事を行った際に排出される建築廃材の処分費です。処分費は、各エリアごとの処分場によって異なるため、場合によっては少し離れたところに見積りをお願いするのもひとつの方法です。

何十万、何百万とする解体工事費用が5万、10万という単位で少しでも安くなる可能性があるなら、ちょっとした工夫もやりたくなりますね。

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