宮城県仙台市にある土地とその上に建っている建物を相続することになりました。
建物は木造家屋と、軽量鉄骨のプレハブ小屋が3棟建っていました。
プレハブ小屋の1棟が雪の重みで中央が凹んでしまい、屋根が落ちないように複数の金属パイプで支えているような状況でした。床も抜け落ちてしまっていたので、近隣に迷惑が掛かる前になるべく早く解体してしまいたいと思っていました。
しかし、解体工事に無知だった私は、プレハブ小屋の解体にいくらかかるのかも見当がつきませんでした。
自分で解体業者を探したものの…現実は厳しく
3棟のうち、解体工事を検討していた屋根が凹んだプレハブ小屋は、軽量鉄骨の6坪程度の大きさでした。
中に残っている家財道具などの一般ごみを含んでいましたが、私の希望では、20万円以内くらいに収まればいいなと思っていました。
知り合いの解体業者の見積もりは?
まず、知り合いに紹介してもらった解体業者に話を聞いてらったところ、最低でも20~30万円くらいは掛かると言われてしまいました。
理由としては、建物内部にある残置物(一般ごみ)が大量に残っている為、それを撤去するのがかなり高くなるということでした。
正直そこまでのお金を出すことは難しかったので、自分で別の解体業者を探してみることにしました。
建物内部に残置物が残っている場合は、できる限り自分自身で撤去した方が解体工事費用が安くすみます。
どうやって処分すればいいか分からない方はこちらを参考にしてみてください。
解体工事の業者の決定まで
早めに解体をしなければいけない状況だったので、何とかして欲しいと縋るような気持ちで「あんしん解体業者認定協会」に問い合わせをしてみました。
メールフォームから問い合わせをして、翌日のお昼くらいに紹介サイトから電話が掛かってきました。
仙台市でいつも工事を行っているというおススメの解体業者さんを1社紹介して貰うことになりました。
私は現在、埼玉県に住んでいて現地に行くのが難しいため、立ち合いなしで現場の確認をして貰うことになりました。
信頼できる同じ年の解体業者の社長さんとの出会い
現地を確認した解体業者さんから連絡がありました。
その際に現地の状況の事や、個人的なお話などをさせて頂いたのですが、とても感じが良く「この解体業者さんなら信頼できる」と思い、そのまま残置物の処分と解体工事の依頼をする事にしました。ご連絡をくれたのが社長さんだったのですが、偶然にも私と同じ年で私の複雑な事情等も考慮して頂き、かなり良心的な価格を提示して下さいました。
建物内部の残置物はかなりサービスをしてくれたみたいで、プレハブ撤去と残置物(一般ごみ)の処分込みで15万円で行って頂けるとの事でした。もう1社声をかけていた解体業者さんもいたのですが、そちらはすぐにお断りしました。
後日、無事に見積書と契約書を送って頂き、契約が完了しました。
後から聞いたお話ですと、通常だとやはり20~30万くらいは掛かる内容の様ですが、ほぼ必要最低限の経費のみで抑えて下さったようです。
全てこの解体業者の社長さんが良心的なお人柄によって実現したことで、きっと他ではできないことだと思います。
本当にありがたいと最初から最後まで感謝しっぱなしでした。
プレハブ小屋の解体工事中の様子
解体工事が始まりました。
まずは、建物内部の残置物を撤去するところからスタートです。
このように、解体業者の方が大きな袋に残置物を入れていきます。
その後、重機を使っての樹木の撤去が始まりました。
敷地内にはスペースがないので、道路に重機をおいて作業をしていきます。
樹木や竹の撤去は、解体費用が少し高くかかるので覚えておくといいかもしれません。
こちらは、解体業者の方が手作業で出たゴミを分別しています。
そしてこれはサービスで設置してくれたフェンスです。
道路側から見てもとても綺麗ですね。
フェンスがあることですっきりした印象を受けます。
とても綺麗な庭の完成です
解体工事前の様子
解体工事後の様子
崩れかかっていたプレハブを撤去して庭にしたのですが、解体工事前と後でここまで変わりました。全体の工事期間は3日間です。
敷地の周りの白いフェンスは解体業者さんがサービスで設置して下さいました。ほとんど利益もない中、ここまでして頂いて本当に感謝しております。
解体工事とは、色々な方々の人生を変えるドラマチックで素晴らしい職業だと思いました。
ご苦労が多い仕事だと思いますが、心より応援しております。
この記事はこの記事は埼玉県羽生市の藤井さんから承諾許可を頂いた上で掲載いたしております。
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