あなたに最適な解体業者を無料で一括見積

ハードルが高い?相続で弁護士に相談するメリットとは?

遺産相続について誰かに相談したい…。

相談先を検討中で弁護士に依頼したいとお考えの方はいらっしゃいますか?費用や相談するほどの内容なのか迷われている方もいるかもしれません。

ここでは弁護士への相続相談について、メリット・デメリットを含め、迷われている方に相談内容に関して解説したいと思います。

弁護士に相談したら本当に解決するのか?


弁護士に依頼すれば当然、弁護士費用を払わなければいけません。弁護士事務所によって差はありますが、遺産分割の場合は着手金として初期費用が約30万円から、そして成功報酬として獲得金額の約10%といわれています。

弁護士費用は決して安くありません。依頼するからには相続財産をしっかり確保したいと思う方もいらっしゃるはずです。そう考えると、弁護士に依頼した場合には取得財産を増やせるのかがポイントになります。

お互いに納得できる遺産分割が本当の解決法

相続の遺産分割では、もともとの遺産総額が決まっています。経験豊富な弁護士が交渉すれば、遺産額が2倍・3倍に増えるわけではありません。また、直系尊属には遺留分があり、相続財産の一定割合を取得できる権利があります。全財産を取得したいと依頼しても相手が遺留分を主張すれば、その遺留分は相手に渡さなければなりません。

遺産分割を弁護士に依頼するメリットは遺産の取り分の損得ではなく、お互いに納得できる遺産分割が可能になるということです。


国税庁「平成24年分の相続税の申告の状況について」より

親族間の話し合いだけで遺産分割できるのであれば、弁護士に依頼する必要はありません。しかし、実際には、感情的な対立や過去の寄与分などが問題となり、遺産分割協議が進まないのが現実です。遺産は相続人全員の共有財産ですので、遺産分割が完了できず、不利な状況で相続税を納税する状況は避けるべきです。

相続に力を入れている弁護士事務所の特徴とは?

相続に力を入れている弁護士事務所であれば相続専用のホームページを設けていることが多いようです。また、相談実績が記載されていると安心感があります。

また、依頼した場合に「弁護士費用がいくらかかるか」という弁護士報酬をきちんと掲載している事務所は信頼できるでしょう。

インターネット上で弁護士を探す方法もありますが、最終的には面談を通じた印象が非常に重要です。このため、実際に相続相談を検討する際は複数箇所面談をしてください。

「こんなはずじゃなかった!」遺産相続で揉める理由

遺産相続は色々な理由から揉めますが、揉める大きな要因として3つの要因があります。遺産がすべて預金ならば分割は簡単ですが、土地や建物などの不動産や自社株があったりすると難しくなります。キレイに分割できないため、結果に不満を抱える人が出てきます。

特別受益や寄与分や家督相続で揉める

生前に特定の相続人が財産をもらっていたり(特別受益)、逆に、ある相続人が被相続人の資産形成に貢献していたり(寄与分)すると、法定相続分どおりに相続出来ない場合もあります。

贈与受益の有無は勿論、「どの程度利益を得たか」の評価も対象になります。また、親族の誰かが家督相続を主張した場合、遺言によって相続人に偏った相続がされる場合は他の相続人から不満が出ます。

親戚などに相談しても、素人だけでは解決しない

お互いに話し合っても解決しない、あるいは、話し合いすらできないという場合には、第三者に相談する必要があります。身近なところでは、相続人でない親戚がいます。それぞれの相続人と長い付き合いがあり中立的に見てくれる親戚であれば、うまく話をまとめてくれることもあるでしょう。

ただ、親戚といえども他人なので、踏み込んだ意見を言ってくれる人は少ないでしょう。遺産相続の法律や常識を知らなければ、見当違いなアドバイスになるおそれもあります。

専門家が近くにいない

第三者で遺産相続の法律や常識に詳しい人となると「弁護士」になります。税理士や司法書士・行政書士も相続を専門的に取り扱いますが、これは法的問題のない揉めない相続の場合で、何らかのトラブルがある場合はお薦めできません。

しかし、弁護士に縁がありません。「知り合いの弁護士」などという都合の良い知り合いがいるケースは少数です。そして、「どこかの弁護士事務所に連絡しよう」と決めても、どこに連絡すればいいのか分からないという流れになります。

問題を「先延ばし」にしないために

遺産分割で避けなければいけないのは問題解決の先延ばしです。相続にトラブルが生じても、なかなか「今、解決させなければならない」という意識に繋がらないのが現状です。

結果として、積極的な打開策を打てずに、「落ち着いてから話そう」となんとなく問題を先延ばしにしてしまうのです。そのような「揉める相続」の状態を打開するためには、やはり弁護士の力が不可欠なのです。

弁護士に相談すると親族との争いがドロ沼化してしまう?

弁護士は法廷ドラマのような華麗な職業のイメージがあるかもしれません。これはテレビドラマの話であって、実際には、民事事件であれば裁判になるよりも前に解決することがほとんどです

弁護士は確かに依頼者が有利になるよう努力しますが、裁判で勝つだけが目的ではありません。依頼者の「問題を解決」することが弁護士の一番重要な任務です。

たとえば、依頼者が自分の相続分に不満があり取り分を増額したいという場合には、その主張を整理して他の相続人と交渉に当たり、依頼者の主張が通るように努力します。ただ、相手の主張にも客観的に納得できる内容があれば、依頼者と相手のそれぞれの主張を考慮しながら、妥当な線を探っていきます。

つまり、依頼者と相手のどちらが勝つか負けるかというのではなく、どちらも納得できる問題の落とし所を見つけるのです。

弁護士は問題の落とし所を見つけるのが仕事

相続争いは、相続人同志の感情的な対立や意見の食い違いが発端となり、大きな問題に発展してしまうケースがほとんどです。感情的にエスカレートしてしまうと、客観的に物事を見られなくなり、相手への怒りや憎しみの感情が膨らみ話し合いが進まなくなってしまいます。

よって、遺産相続について法律の知識があり実例にも詳しい弁護士が関わり、客観的な意見を取り入れることで、お互いに納得しやすくなります。相続問題に経験のある弁護士であれば、事例ケースによって最善の解決策を提案してくれますので、問題を過度に長引かせることなく、早期の解決を図ることが可能になります。

弁護士に相談すると相手から悪く思われないか?

弁護士と関わることは一般的でないとはいえ、近年では、離婚・交通事故・債務整理などの分野で弁護士が絡むトラブルが増えています。個人でも金銭が絡むケースがあれば、まず弁護士に相談するのは常識になってきました。

依頼者にしても、最初から弁護士に頼もうと思っている人は少なく、まずは自分で解決しようとするはずです。

そこで解決すれば弁護士は必要ないのですが、話し合いがうまくいかず最終的に弁護士に相談するケースがほとんどです。相続についても最終的に揉め事に発展し弁護士に相談するケースが多いのです。

弁護士依頼は相手にとっても解決の一歩です

自分も相手も互いに話が進まず困っているのですから、弁護士に依頼するということは、ある意味、問題解決を図りたい意思のある証拠であり、相手からも歓迎される可能性もあります。もちろん大歓迎というわけにはいきませんが、今までいがみあってきた者同士だけで続けて話すよりも、弁護士が加わったほうが相手も話しやすいです。

相続問題は身内の問題であり、誰も争いたくて争っている人はいませんので、少しでも解決の糸口が見つかりそうであれば相手も協力をしてくれるでしょう。


また、相続トラブルがどうにも解決できなくなり弁護士に依頼してくる人は多いのですが、できれば早めに相談・依頼するのがベターです。問題が大きくなる前に弁護士に相談・依頼すれば、早めに解決できる可能性も高まります。

何かトラブルになりそうなことが見えていたら、ちょっと早いですが、相続が発生して1週間後くらいには弁護士相談をするのが得策です。弁護士は依頼されると、初七日くらいまでは実際の交渉はしませんが、その間、相続人や遺産の調査をして早めに事を運ぶことができます。

まとめ

  • 弁護士に依頼すると本格的に争うことになるか?
  • 弁護士に依頼すると相手から悪く思われないか?
  • 弁護士に依頼したら本当に解決するか?

実際に「弁護士に相談すべきか」と迷われている場合、緊迫性がある状況と考えられるので、早めに対処するべきです。

弁護士に依頼した場合、依頼者が有利な条件をを必ず確保できるかどうかはわかりません。しかし、相続問題の解決をすることはできます。遺産分割の問題は後々まで尾を引き、40年経ってもまだ争い続けているという実例もあるほどです。

遺産分割で行き詰ってしまったら、問題が大きくなる前に弁護士へ相談をして、お互いに納得できる遺産分割を目ざすのが最善の解決方法です。