今回ご紹介させていただく牧野さんは、富津市にある老朽化したプレハブ造りの建物を解体することにしました。
牧野さんは以前、建て替えのために自宅を解体した経験があります。その時もあんしん解体業者認定協会から解体業者をご紹介させていただきましたが、今回もピッタリの解体業者をご紹介させていただくことが出来ました。
2度めの解体工事
わたしは千葉県ではなく遠方に住んでいますが、富津市にプレハブの平屋を所有していました。
以前からたまに宿泊する程度でしたが、近年はほとんど使わなくなってしまい建物の老朽化が進んでしまいました。
建物の使いみちがなく、遠方からの管理は大変なので解体することにしました。
以前自宅を建て替えたときに解体工事を経験しているので、早速解体業者を探しはじめました。
以前解体業者をご紹介させて頂いたので、早速あんしん解体業者認定協会にお問い合わせいただきました。
3社の解体業者を比較
以前問い合わせたときと同じ男性のスタッフが対応してくれました。
今回は3社の解体業者から見積りを取ることになりました。遠方に住んでいましたが、内部も見てもらってより正確な調査をしてもらうために現地調査に立ち会いました。
サイトのスタッフが3社とも同じ日に時間をずらして予定を組んでくれました。おかげで1日ですべての調査が終わり、長期滞在せずにすみました。
A社、B社、C社のどの業者も印象は良かったですが、特にB社が好印象でした。B社は調査に一番時間をかけていて、浄化槽の撤去やアスベストについての説明を丁寧にしてくれました。
あとは見積書を比較してから解体業者を決めます。
そして後日見積書が届きました。金額だけ比較すると次のようになりました。
B社:120万円
C社:65万円
金額だけで比べると、一番高いA社は一番安いC社の2倍近い金額です。
見積書を見る時は総額だけでなく、内訳も確認します。
【A社見積書】
【B社見積書】
【C社見積書】
総額は安いほうがもちろん良いのですが、それだけで解体業者を選ぶべきではありません。
よくよく内訳を見てみると、B社の項目には浄化槽と井戸の撤去とアスベスト除去・処分の費用までしっかりと含まれています。
A社の見積りには浄化槽と井戸は含まれていますがアスベスト除去・処分は含まれていません。
C社は浄化槽を含む埋設物は工事時に確認し、追加工事が行われる流れになっています。追加工事が発生するともちろん追加費用もかかります。でも追加金額は工事を進めないとわからないのです。また、アスベストの撤去にも対応していません。
あとから追加工事費用がかかるよりは予め全ての費用が分かっていた方が安心ですし、アスベストも合わせて対応してもらえる方が助かります。というわけで、現地調査時の印象も良かったB社さんに依頼することに決めました。
解体工事
いよいよ解体工事が始まりました。
プレハブ造りの小さな建物ですし、周囲に建物がなく土地がある工事がしやすい立地なので、作業はスピーディに進みました。
内装解体が終わり建物が骨組みだけになるとどんどん解体が進みます。
解体工事では廃棄物の分別が徹底されています。解体業界にはいまだに不法投棄をするような悪徳業者がいるので、業者を選ぶのには注意が必要です。
排出される産業廃棄物がきちんと処理されているか確認するマニュフェスト制度があるので、解体工事を依頼するときはマニュフェストの提示はされるかどうかも確認すると安心です。
もちろんB社はマニュフェストもきちんと提示しています。
建物の解体が終わり、埋設物の撤去が始まりました。浄化槽と、コンクリートの塊を撤去します。
コンクリートの塊は予想外に大きく、出てきたコンクリートを重機で砕いて撤去作業を行いました。
埋設物も無事に撤去され、整地をして工事は完了です。
解体工事を終えて
2度目の解体工事も安心しておまかせできる解体業者にお願いできてよかったです。
工事中は現場の立ち会いできませんでしたが、業者さんが進捗状況を頻繁に連絡してくれたので不安なくお任せできました。
コンクリートの塊も予想よりも大きかったそうですが、しっかりと対応していただいて本当にありがとうございました。
千葉県富津市の解体事例まとめ
今回ご紹介した牧野さんは、業者の対応や内訳をしっかりと確認したので、2度めの解体工事も大成功に終えられました。
解体業者を決めるときは見積り金額の総額を比較しがちですが、しっかりと内訳を確認することで、本当にしっかりと現場を見ているのか、総合的に良い金額なのかどうかが判断しやすくなります。
細かい点ですがしっかりと注意を払い失敗のない解体工事につなげましょう。