お客様の声 横浜市磯子区 木造住宅 140平米 2階建て

本記事では、横浜市磯子区で実際に解体工事をされたサイトウ様の体験を元に、当協会にご連絡頂いてから解体工事が終わるまでの一連の流れをご紹介しています。

住宅ローンが組めなくなる前に実家を新築に建て替えました。

ただ、建て替えにあたって1つ悩みがありました。それは、実家の取り壊し工事の費用が予想以上に高かったのです。当初、見積りを依頼したのは新築工事をお願いしたハウスメーカーさんです。

そこで、ハウスメーカーの担当者さんに相談したところ分離発注ができると教えてもらいました。結果的には見積り比較サイトで紹介してもらった解体業者さんに依頼して、磯子区の解体相場より解体費用を低く抑えられました。

分離発注

新築工事と解体工事を別々の業者に依頼すること。例えば、新築工事はハウスメーカーさんに、解体工事は解体業者さんにお願いする場合を分離発注という。

神奈川県横浜市磯子区の解体費用相場

まずは解体業者選び

さて、分離発注で解体費用を少しでも低くするために解体業者さんを探し始めたのですが、実は金額の他にもう1つ心配事がありました。それは、解体工事の「騒音」です。

新築と一緒にエクステリアを設置するにあたって、今ある土間のコンクリートを撤去する必要がありました。土間のコンクリートは広範囲に及んでいたのです。ハウスメーカーさんには「土間のコンクリートを撤去する時に騒音が出るのは避けられないでしょう」と言われていました。

湾岸線の向こうには大きな会社が入っていますが、16号を一本入ったこちら側は住宅街です。特に、私の実家は民家とアパートに囲まれていたので工事の騒音はとても心配でした。

ずっと住んでいる家なので近所付き合いは根深く、これからのことを考えると絶対に関係はこじらせたくありませんでした。

もっと言うと、新築工事で考えることがたくさんあったので余計な厄介事は避けたかったのです。

そこで、最悪トラブルが起きてもスムーズな対応をしてもらえる解体業者に依頼しようと決めていました。ただ、解体業者さんのあては全くありません。まずは、闇雲にインターネットで情報を集め始めました。

サイトウ様はネットで解体業者の情報を集めているうちに当協会が運営する「解体無料見積ガイド」のホームページをご覧になりお問い合わせ頂きました。

認定協会に問い合わせた結果、これまでに事故やトラブルの履歴がない横浜市内の解体業者さんを2社紹介してもらいました。

解体工事の見積りを依頼する

実家の広さは140m²、2階建ての木造です。見積りに来た解体業者さんは2社ともくまなく測量をしていました。写真は取り壊す前の写真です。

建物

初めての解体工事だったので分からない事をいろいろと質問をさせてもらいましたが、どちらの解体業者さんも一つひとつ丁寧に教えてくれました。

特に、B社の対応には感心しました。心配していた土間コンクリートの撤去方法について詳しい作業内容を説明してくれたり、事前の挨拶回りはどこまでやるべきかについても教えてくれました。

実際の見積り金額は以下の通りです。

解体業者 金額 備考
A社 227万円 都築区の業者
B社 185万円 旭区の業者

なんと金額差は42万円

B社の対応に満足していたし、金額が低いB社に気持ちが傾きました。

ただ、「値段だけでは決めたくない。トラブルが起きないのも重要だし、解体工事にかける金額を低くしたせいで新築工事に悪い影響があって欲しくない」と不安があったので念のため認定協会に42万円の価格差について聞いてみました。

その結果、「100万円以上の違いがあれば何か見落としがあるかもしれませんが、解体業者さんによって40万円前後の価格差が出ることは不思議ではありませんよ」と言っていました。つまり、単純に設定金額の差だと言います。

最初は納得できませんでした。しかし、見積書をよく見比べてみると価格差の理由がわかりました。まず、A社の見積書から見てみます。項目一番上「木造2階建解体工事」の項目を見て下さい。

見積書

数量が42坪、単価が35,000円で金額は1,470,000円です。続いて、B社の見積書を見てみます。

見積書

「木造2階建建物解体 発生材処分共」の欄を見ます。数量が42坪、単価が28,000円なので金額は1,176,000円です。

今見た項目は解体費用で建物を壊して瓦礫(がれき)を処分するためにかかる費用です。解体費用の中で最も占める割合が大きい項目です。

A社とB社では坪単価が7千円違うだけで、294,000円もの差が生じています。

認定協会の方は「B社は木造メインに解体工事を請けて30年以上の実績があり、長年の経験からコスト削減に勤めているようです」と言っていました。

さらに「これまで依頼してきた解体工事では近隣の方からの評判もいいですよ」とも言っていたので安心してB社に依頼を決めました。

見積りを依頼してから間もなくして解体工事が始まりました。

いよいよ解体工事開始!

解体工事の期間は、1/15から1/30までの約2週間。

ざっくり手順を紹介すると、まず騒音とホコリが周囲に漏れるのを防ぐため、養生シートを家の周りに張ります。

建物

続いて、屋根、内装、骨組みの順に解体工事を進めます。

壊した家屋は木材、ガラス、鉄など細かく分別して撤去されます。

家屋部分の撤去が終わると、建物の土台となっている基礎部分を壊していきます。

最後に、「整地」といって瓦礫(がれき)や石を取り除き、地面をキレイにならして解体工事完了です。

工事の看板

今回のように解体工事後すぐに新築工事の予定が決まっている場合、最後の「整地」が特に重要です。古い家の瓦礫(がれき)が残っていると、すぐに新築工事に着工できない場合があります。最悪、整地をやり直す必要が出てきます。

工事中

解体業者さんによっては、こぶし大の石を残したまま解体工事を終了してしまうところがあると聞きました…。もちろん、今回依頼した解体業者さんは、細かい瓦礫(がれき)やこぶし大の石もキレイに取り除いてくれました。

工事後

植木も外壁も全て撤去したので、ご覧のとおり何もなくなりました。今まで当たり前のように建っていた家がないのは寂しい気持ちがしますが、何よりトラブルなく工事が完了したのでひと安心です。

まとめ

最後の整地まで、苦情やトラブルなく解体工事が進んで欲しいと願うのは当然ですよね。サイトウ様も解体工事が滞りなく進んでくれることを願っていらっしゃいました。整地の仕上がりを見たハウスメーカーの担当者さんが、新築工事着工のOKを出した時には心底ホッとしたそうです。

ちなみに、サイトウ様宅の解体工事を担当した解体業者さんは、解体工事前に近隣の挨拶回りもやってくれました。苦情やトラブルは絶対に避けたいという方、事前の挨拶回りは重要なので覚えておきましょう。

お辞儀してる女性解体工事のその前に!失礼のない近隣挨拶とは

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