区画整理で土地を売却するため空き家を取り壊しました。
空き家は数年放置していたので樹木は伸び放題、家の中の不用品もそのままでした。
ただ、仕事が忙しくて解体工事の手配に時間をかけられないので、出来るだけ手間がかからない方法で解体工事を済ませたかったのです。
この記事では、井手様が当局にお問い合わせ頂いてから解体工事を完了させるまでの一部始終を紹介します。
不用品の処分も依頼できる解体業者は?
解体工事の手配をするにあたって注意していたポイントは2つです。
1つ目は、家の中に放置している家財道具や不用品の撤去をお願いできるかどうかです。
家の中はタンスや電化製品などがそのまま残っていました。しかし、仕事が忙しくてとても自分で処分する時間は割けません。
もちろん、不用品回収業者も考えましたが、いちいち問い合わせて別に手配するのも面倒なので、一括して引き受けてくれる解体業者さんに依頼できるのが理想でした。
2つ目は、連絡が密にとれる解体業者さんを手配しなければならなかった点です。
住んでいる場所と取り壊す家との距離が遠かったので、何度も足を運ぶのは無理だと諦めていました。しかし、解体工事の手配は自分が一人でやらなければならず、売却予定日までには滞りなく解体工事を完了する必要がありました。
そのため、打ち合わせや工事の日程はスムーズに進めたかったのです。
ただ、知り合いに解体業者さんのツテがなかったので、ひとまずネットで情報を集め始めました。
井手様はネットで解体業者の情報を集めているうちに、当協会が運営する「解体無料見積ガイド」のホームページをご覧になりお問い合わせ頂きました。さっそく、当協会から解体業者さんを手配させて頂き測量に伺いました。
見積りでチェックすべきポイント!
認定協会に問い合わせてから数日後、紹介してもらった解体業者さんが来てくまなく測量をしてくれました。
測量の結果は17坪。見積り金額は134万7,267円でした。
以下は実際の見積書です。
見積書の中で特出すべき項目はまず、2行目備考欄の「布基礎」です。
建物には基礎と呼ばれる土台部分があります。基礎は主に布基礎とベタ基礎の2種類です。
ベタ基礎はコンクリートの使用量が多いので解体工事に手間がかかり、処分費用も余分に発生します。そのため、布基礎より料金が割高になってしまいます。
基礎の種類は床板の一部を外せばその場で分かる場合が多いです。今回は布基礎だったので追加費用は不要でした。
次に注目して欲しいのは9行目の「残置物」の欄です。
残置物とは、家に残った家財道具や不用品などのことです。残置物は自分で処分したほうが絶対に安く処分出来ます。
業者に頼むと産業廃棄物として処理するので、リサイクル費用が含まれて高額になります。ただ、今回は時間の都合上自分で処分が出来ないのでやむを得ませんでした。
最後に、2行目の752,370円の金額。約半分が廃材の処分費用に充てられます。解体業者さんによっては処分費用と作業費用を分けて記載するところもあります。
見積り確認後、解体業者さんのスケジュールを問い合わせてみると、翌月の上旬には着工して遅くても中旬までには完了するとのお話でした。
期日も問題なく間に合いそうなので認定協会に紹介してもらった解体業者さんに依頼を決めました。
いざ、解体工事開始!
大量に生い茂った樹木も全て抜根してもらいます。
工程表から作業の日程が確認できます。
解体工事の工期は9日間。予定していたよりも早く完了出来そうです。
使う重機は解体用の特別仕様になっていて、用途に応じて先端部分を付け替えて作業を進めます。
建物が全て撤去し終わると、重機で転圧をかけて地面を平らにしていきます。
大きな石が残っていないかを確認しながら念入りに整地をしてくれました。
東京都あきる野市の解体事例まとめ
予定通り解体工事が完了しました。売却予定の期日にも十分間に合いそうです。
家に残っていた残置物も一緒に撤去してもらえたので本当に助かりました。
『あんしん解体業者認定協会』では、全国約75,000社の解体業者さんのうち、厳しい審査基準をクリアした1,000社以上の優良な解体業者さんの中から、お問い合わせいただいた方にピッタリの解体業者さんを無料でご紹介しております。専門のスタッフが丁寧に対応致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。