新築のマイホームを建てるために解体工事をしました。購入した物件は大和市にある広さ47坪、木造2階建ての上モノ付き物件です。
ところが、ホームメーカーさんに上モノを壊す解体費用の見積を依頼したところ、予想以上に高かったので分離発注を試みました。その甲斐あって、解体費用は数十万円以上も安く済ませられました。
この記事では山口様が分離発注を利用して解体費用をどのように抑えたのか、当局にお問い合わせ頂いてから解体工事を完了させるまでの一部始終をご紹介します。
『あんしん解体業者認定協会』は、無料で利用できる解体業者見積比較サイトです。
まずは解体業者探し！
さっそく、大和市周辺で対応してくれそうな解体業者さんを探しはじめました。すると、ネットで少し検索をしただけでも10件以上解体業者さんが見つかりました。これだけあると流石にどの解体業者さんに連絡するか迷います。
もちろん、せっかく解体業者さんを手配するならいくつか同時に見積りを取って相見積りをしたい。多少の時間と手間が掛かるのは覚悟していました。
しかし、ネットで情報を集めていると一回の問い合わせで3社の見積りが同時に比較できる見積比較サイトを見つけたのです。
山口様は当協会が運営するあんしん解体業者見積りガイドのホームページをご覧になりお問い合わせ頂きました。
金額も重要だけど、クレームやトラブルは絶対に避けたい。これからここに長く住むのだから近隣の方達に悪い印象は与えたくないとのご希望でした。そこで、当協会から作業実績が豊富な解体業者さんを3社ご紹介させて頂きました。
3社見積りの結果は？
日程は認定協会の方で調整してくれたので現地で測量に立ち会うだけで簡単に見積りが取れました。それぞれの解体業者さんの見積り結果です。
| 解体業者 | 金額 |
| Ａ社 | 250万円 |
| Ｂ社 | 224万6,400円 |
| Ｃ社 | 199万8,000円 |
3社の見積りを比べると最大で50万円以上も差があります。それぞれの見積りを詳しく見ていきます。まずはA社の見積です。
金額は一番高くなっているA社ですが、見積書の項目は一番詳しく記載されていました。
特に、処分費の内訳が詳細でした。でも、処分費の合計が95万1,500円と他の2社に比べると高くなっているので金額に差が出たようです。
続いてB社の見積りを見てみます。
A社よりも約25万円安く見積られています。それから「木造住宅建屋解体工」の単位が㎡ですが、1坪は約3.3㎡なので測量結果は47坪と他の2社とほとんど同じです。
それから「アスベスト含有屋根材使用」とあるのは有害物質が屋根に使用されているので処分費用が割高になるのを指しています。ただ、有害物質とは言っても空気に触れなければ周囲に影響は出ないので、解体工事をしなければ特に問題にはならないそうです。
最後に見積金額が最も安かったC社の見積りを見てみます
見積書の項目が一番少ないので項目漏れがないか疑いました。しかし、確認したところ項目もれはなく、備考欄にあるようなイレギュラーな場合を除いて追加費用もかからないそうです。
認定協会の方によるとC社は木造家屋を専門に工事を請けている老舗業者さんだそうです。
さらに、これまで認定協会を通してC社を利用した方の評判は良いと言います。クレームやトラブルの履歴もないようなので迷わずC社に依頼を決めました。
解体工事開始
いよいよ解体工事が始まりました。
工期は約1ヶ月です。
家屋部分は屋根と内装を先に撤去して、骨組みだけにしてから重機で壊していきます。
瓦礫(がれき)を分別しやすくするためです。瓦礫はガラスや鉄、木材など数種類に分別してから処分されます。細かく分別をすると処分費用を安く済ませられるそうです。
重機はアームの先端が特別な形になっている解体仕様です。場合によっては道幅が狭かったり、重機が入れるスペースがないと手で壊さなければいけません。手壊しの場合は解体費用が割高になる傾向があります。
家屋部分がなくなりました。
続いて建物の土台になっていたコンクリートの基礎を重機で砕いて撤去します。
最後は更地に転圧をかけて平らにして解体工事完了です。
神奈川県大和市の解体事例まとめ
3社の見積りで50万円以上も金額差が出たのは驚きでしたが最初にハウスメーカーさんに出してもらった見積りに比べてだいぶ安く解体工事を済ませられました。金額的な部分はもちろんですが、最後までクレームやトラブルがなかったのも良かったです。
山口様のように相見積りを利用すれば簡単に解体費用を抑えられるケースがあります。見積りは基本的に無料なのでぜひお試し下さい。
『あんしん解体業者認定協会』では、全国約75,000社の解体業者さんのうち、厳しい審査基準をクリアした1,000社以上の優良な解体業者さんの中から、お問い合わせいただいた方にピッタリの解体業者さんを無料でご紹介しております。専門のスタッフが丁寧に対応致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
近隣の解体業者が最も安いとは限りません。少し離れたエリアの解体業者のほうが安くなる場合もあります。
実例の見積書です。同じ工事内容で50万円以上の金額差が出ています。
こちらは、廃材の処分費用で金額差が出た例です。この他にも、解体業者ごとの得意分野や施工日程などでも金額差が出ることがあります。
（社）あんしん解体業者認定協会では、解体業界の透明化を目指し、お施主様と優良な解体業者様が適切に出会えるよう、無料の見積比較サービス「解体無料見積ガイド」を運営しています。
「解体無料見積ガイド」では、全国約75,000社ある解体業者のうち、当協会独自の厳正な審査基準をクリアした約1,000社の解体業者のみ登録。完全無料で最大6社に現地調査と見積を依頼できます。
過去10万件以上の解体工事データベースを使って、お客様に適した解体業者を絞り込み。さらに工事時期を踏まえて個別に各業者に聞き取り調査を行うことで、近隣の業者はもちろん、少し離れたエリアも含めて、お客様に最適な業者をご紹介することが可能です。
解体業者から無理な売り込みは一切なし、見積取得後のお断り連絡も代行。無駄な費用を支払うことなく、最も安く、かつ安心の解体工事をご希望の方はどうぞご活用ください。
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- 工事時期を先延ばしにしていたら解体費用と税額負担が増額してしまった
- 「安くてイイ業者」のはずが、悪徳業者だった…自分も不法投棄の処罰を受けた
- 工事後1ヶ月以内に書類の提出を忘れ罰せられてしまった
- 安さに惹かれて依頼したらずさんな工事で土地の価格が下がってしまった
- 近隣住民からの苦情で工事が中断し、新築工事に間に合わなくなってしまった
「ちゃんと解体業者を選んだ」はずだった方が、結果的に大損してしまうケースは珍しくありません。最悪の場合、解体業者や近隣住民とのトラブルが訴訟にまで及ぶこともあり、解体後の新築や売却、土地活用等の命運を分けてしまいます。一生に一度の解体工事で大損しないために、この「解体工事で失敗しないための手順書」を是非お役立てください。
