お客様の声 神奈川県横浜市 全焼した住宅

今回ご紹介する渡辺さんの実家が火災にあってしまいました。

思い出の詰まった家が火災にあってしまうのはとても悲しいことですが、ご近所への配慮を含め、火災後の対応はできるだけ速やかに行う必要があります。

焼失した建物の解体工事もその一つです。

ほとんどの人は、火災現場の解体工事の方が安く済むと思っています。ですが、実際は火災現場の解体工事の費用は高額になることがほとんどなのです。

渡辺さんの実家の撤去工事はどうだったのでしょうか。

実家が火災に…

高校まで住んでいた横浜市の実家が火災にあってしまいました。全焼してしまったと聞き、とてもショックでした。

ですが自分は長男ですし、これからの対応をしっかりしなくてはとすぐに気を持ちを切り替えました。

実家は高台に建っていて階段を登らないとたどり着けず、横浜新道につながる交通量の多い道路沿いに建っていました。

全焼しており、雨が降っただけでも崩れ落ちたりしないかがとても心配した。また、匂いなどでご近所にもご迷惑をかけてしまっているので、早く解体しなければと思っていました。

ひとまず火災後の警察の聴取や消防署とのやり取り、区役所や火災保険の手続き、罹災証明の発行などを済ませ一通りの手続きを終わらせました。

そしてやっと解体工事に踏み切ることになりました。火災が起きてからすでに1ヶ月もたっていました。

火災に遭った住宅を解体したい。手順や費用を抑える方法とは?

解体業者探し

解体したいとは思っていたものの、解体工事のことなんて知るわけもなく、業者選びで早速行き詰まってしまいました。

区役所に解体業者を紹介してくれないか尋ねても、「自分で探してください」の一点張り。自分は横浜を離れて長く、今は福島県に住んでいるため、どこに問い合わせたら良いか分かりませんでした。

ただ、「早く解体業者を見つけなければ」と気持ちが焦る一方でした。

自分で探すしかないので、とりあえずネットでいろいろな業者さんのページを検索してみました。

そんな中、あんしん解体業者認定協会のページをご覧いただき、横浜市の解体実績や費用実例などを参考にしてくださりお問い合わせいただきました。

あんしん解体業者認定協会運営サイト
「解体無料見積ガイド」

電話で問い合わせ、担当者に現状をお話しました。

電話だけでも、どういった工事になるのか、自分の場合はどんな感じになりそうか、などを詳しく教えてくれました。

まず、火災現場は普通の解体工事よりも手間がかかったり廃材の処分費が高くなること。そのため、全体的な解体費用は高額になってしまいます。

また、わたしの実家のように高台にあって階段を登らないと建物にたどり着けない場合は、重機を使わず手作業で撤去することが多く、手間がかかって高額になるケースが多いそうです。

そして火災現場の解体工事は苦情も出やすいらしく、引き受けてくれない解体業者もいるそうです。

できるだけ費用は抑えたいと思っていましたが、こうなってはまずは特殊な条件でも引き受けてくれる解体業者を見つけることが優先です。

担当者の「何社かあたってみますね」と言ってくれた言葉に頼るしかありませんでした。

解体業者決定

翌日、担当者から電話をもらいました。なんと3社も紹介してもらえることになりました。

横浜市の業者2社と平塚市の業者1社。現場から近く、土地勘のある業者だと聞いて安心しました。

現場の立ち会いは弟にお願いしました。

弟によると、3社とも申し分ない対応で、現場での作業工程などを詳しくお話してくれたそうです。

現場を見てもらうと、クレーンで小型重機を釣り上げて現場に搬入できそうだということで、効率を落とさず解体できるということでした。

そして3社の見積り金額が出揃いました。

3社の見積り金額

A社:230万円
B社:280万円
C社:200万円

3社とも火災現場の解体工事経験があり、重機搬入に対応できる解体業者でした。

担当者にも、解体業者の特徴や普段からどういった近隣対策をとっているかを聞き、最終的にC社にお願いすることに決めました。

横浜市の廃棄物の減免制度も見据えた見積りで、想定よりも安く解体工事が可能になりました。

減免制度によると、「被災者が廃棄処理施設に搬入すること」とありますが、業者さんに委任状を出し、代わりに対応してもらいました。

MEMO

横浜市では、火災、天災等の被害により生じた一般廃棄物の処理手数料の減免を行っています。火災により生じた廃棄物を被災者が自分で廃棄物処理施設に搬入するとき、廃棄物処理手数料が全額免除されます。

 

■注意事項

  • 申請時に各区消防署等で発行される「罹災証明書」の提出
  • 原則として、「被災後90日以内」に申請
  • 原則として、横浜市では廃棄物の収集・運搬は行わない
  • 解体工事

    いよいよ解体工事が始まりました。まずは家の回りに養生を張ります。

    そして建物内部の解体、本体の取り壊しという手順で解体工事がすすんでいきました。

    本体の取り壊し時には、クレーンを使って重機を搬入しました。

    建物がなくなると基礎を解体して整地します。


    心配していた工事トラブルや近隣トラブルはなく、無事に解体工事が終わりました。

    解体工事を終えて

    火災現場でしかも特殊な場所での解体工事でしたが無事に終わり一安心です。

    火災後の様々な対応後でとても疲れている中での解体工事でしたが、経験のある業者さんにお願いできて心強かったです。

    速やかに工事が終わり、解体費用も予想より抑えられてホッとしています。

    まとめ

    思いもよらない火災に、はじめての解体工事。気持ちも沈んでいる中、たくさんの手続きをしなくてはならず、解体工事のことまでなかなか考えられませんよね。

    あんしん解体業者認定協会は、はじめての解体工事に不安をお持ちの方、特殊な現場に対応できる解体業者をお探しの方へ優良な解体業者をご紹介しています。

    ご相談から見積まで完全無料で、解体工事計画を進めるお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。