築50年以上の古い家を所有していた久保田さん。長い間空き家になっていました。
たまに手入れはしていましたが、これから家として再度活用するには大規模な修繕が必要な状態です。
修繕するにはお金がかかるし、空き家のままでも維持費と労力がかかって大変なので、空き家を撤去することにしました。
建物がなくなった土地の固定資産税は一気に高くなるので、解体後は売却することを視野に入れて解体工事の計画をたてました。
■固定資産税は3年に1度評価される「評価額」で算出されます。更地の場合は評価額がそのまま「課税標準額」となります。ですが、土地に建物が建っている場合、課税標準の特例が適用されるのです。
■小規模住宅用地(住宅1戸当たり200㎡までの部分)は、6分の1、一般住宅用地(住宅地で200㎡を超える部分)は3分の1の評価額になります。
解体業者探し
家の取り壊し後は更地で売却しようと思っていたので、整地まで丁寧に行ってくれる工事業者にお願いしたいと思っていました。
インターネットで横浜市の解体業者を検索してみると、思ったよりもたくさんの解体業者の情報が出てきました。
解体工事は初めてなので、たくさんの情報の中から希望通りの業者を見極められるか心配です。
インターネットのサイトを見ていくつか候補を絞ってみたものの、やっぱり不安です。解体業者に依頼する前に解体工事に詳しい人に相談したいと思いました。
ですが、知人に解体工事に詳しい人はいなかったので、再度インターネットで解体工事について調べました。
その時に、あんしん解体業者認定協会の解体工事の体験談や解体業者の選び方などをご覧いただき、当協会にお問い合わせいただきました。
まず、横浜市で解体業者を探していること、解体後は売却を考えていること、費用はできるだけ抑えたい事を相談しました。その他にも、解体工事で必要な手続きや作業内容など分からない事をたくさん質問しましたが、分かりやすく丁寧に教えてくれました。
自分ではなかなか決断できず、直接解体業者に問い合わせるのも躊躇していたので、協会に解体業者を紹介してもらいました。
そして協会が3社の解体業者を紹介してくれました。
業者に任せた現地調査
3社の解体業者の現地調査の予定も協会のスタッフが業者と連絡をとってくれました。
業者とのやり取りは自分でしないといけないのかと思っていたので、協会が全て対応してくれたのはとても嬉しかったです。
わたしが住んでいる場所と解体現場が遠かったので、現地調査の立会はなしで、解体業者に現地調査を任せます。
後日3社から見積書が届きました。
【B社】114万円
【C社】123万円
解体業界では、決まった見積書の様式はなく、業者によって見積書の記載方法が異なります。
A社とC社の内訳には、バルコニーの解体工事費の項目がありますが、B社にはバルコニーの項目がありません。B社に確認したところ、「本体解体工事」の項目に含まれているとのことでした。
【A社見積書】
【B社見積書】
【C社見積書】
見積書を見る時は総額だけでなく、内訳も確認して希望の解体工事内容が全て記載されているかどうかの確認が大切です。
分からないところがあれば、必ず質問して少しでも疑問は残さないようにしましょう。
現地調査の立会いはしませんでしたが、見積り内容や電話対応、協会のスタッフから聞いた3社の実績や評判を検討し、A社に決めました。
解体工事スタート
ついに解体工事です。
狭い住宅地での解体工事なので、しっかりとした近隣対応が大切です。
工事前には挨拶周りをして、ご近所の皆さんのご理解をいただきます。わたしが挨拶に行く前に、A社はすでに挨拶をしてくれていたので、A社はご近所のみなさんにも好印象でした。
できるだけホコリや騒音を抑えるよう養生を張り、できるだけ騒音を抑えて作業します。
最初は重機が入るスペースがなかったので、手壊しで解体していきました。スペースが出来ると重機を使っての解体作業が始まります。
家の前面の道路は狭かったですが、周囲によく気を配り、安全第一で作業を進めてくれました。
建物がなくなると家の基礎の撤去と埋設物の確認です。
何も見つかる事はなく、無事に整地作業に移りました。
狭小地での工事でしたが、近隣からの苦情は一切なく、無事に解体工事が終わりました。
解体工事を終えて
工事中に現場に赴くことはほどんどなかったのですが、A社は毎回の工事の様子を報告してくれたので、安心してお任せできました。
何事もなく工事が終わり、綺麗に整地してもらえてホッと一安心です。売却も解体工事と同じくらいスムーズに進むと良いと思います。
あんしん解体業者認定協会では、久保田さんのように解体現場に頻繁に行くことができなくても、安心して解体工事をお任せできる解体業者をご紹介しています。
解体工事に関するお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。