私は、千葉県市川市にあった実家を相続し、この度取り壊し工事を行うことになりました。
空き家状態になっていた市川市の私の実家は、誰も住む人がいなかった為、リノベーション等も考えたのですが、貸したりするのもなかなか厳しいと思い、最終的に取り壊し工事をして土地を売却してしまおうと決意しました。
空き家になっている実家の活用法においてはいくつか選択肢があります。
実家の空き家の対処法にお困りの方は下記の記事も合わせてご覧ください。
使わない実家を空き家にしないための方法を考える
意外とあっさり売却先が決定
市川市の実家の土地売却にあたり、まず私は不動産屋に相談をしました。
更地引き渡しを条件にして売りに出し、わずか1か月ほどで買い手が見つかり、一安心しました。
正直こんなにすぐに土地が売れるとは思っていなかったので驚きました。
土地の引き渡し時期も決まったため、実家の撤去工事の検討をしなくてはなりませんでした。
解体工事の時期は固定資産税のことも考慮して、年明け後にすぐに工事を行おうと考え、スケジュールを組んでいきました。
解体工事の協会に問い合わせ
今回解体する市川市にある建物は、木造2階建ての10.2坪と木造平屋19.6坪の2棟です。
解体工事については、インターネットで調べて大体このくらいかかるのかな？という予算のイメージはありましたが、実際に掛かる正確な解体工事の費用が知りたかったので、解体業者を紹介してくれる協会に相談もかねて問い合わせをしてみました。
電話で問い合わせをしてみたところ、とても親切にご対応いただきました。
解体工事について相談すると、実際に現場を確認してみないと正確な見積もり費用は出せないとのことだったで、解体業者に現場を見てもらうことになりました。当日は千葉市の解体業者が来てくれることになりました。
解体業者による現地調査と見積もりの結果
解体業者との立会い当日、私は待ち合わせの時間ギリギリに市川市の現場に着いたのですが、解体業者の方はもう到着していました。
建物の周辺などは一通り確認をして、すでに測量もされているようでした。
名刺を貰って挨拶をされたのですが、とても感じの良い方で、大手の建築会社の営業さんみたいな雰囲気でした。しかし、名刺をよく見たら「代表取締役」と書いてあり、社長さんであることに少し経ってから気づきました。
外回りの確認は終わっているようでしたので、一緒に建物の中に入り建物内部にある生活家財の確認を行いました。母が一人で住んでいたので、そんなに物が残っていないと思っていたのですが、かなり大量の残留物が残っておりビックリしました。電化製品、衣類、ソファーや布団、箪笥などの家具類、大型の冷蔵庫などもありました。ほとんどのすべてが不要な物でした。
見積もりに含んでいただこうと思いましたが、不用品の処分は自分でした方が解体工事の費用が安くなるとご提案頂きました。少しでも安く解体工事の費用を抑えたかったので自分で処分することにしました。
解体工事で不用品を安く処分する方法についてはこちらに掲載しております。
解体工事費用の節約法として、できる限り不用品を処分するということも手段のひとつです。
解体業者から届いた見積もり
数日後、解体業者から見積書が届きました。
金額は消費税込みで135万円でした。考えていた予算を少し超えてはいましたが、立会いをした千葉市の解体業者の印象がとても良かったので、そのまま工事のお願いをしました。
工事の時期もこちらの希望通りに調整をしてくれたので、ありがたかったです。
解体工事が始まりました
まずは、写真のように養生シートがかけられていきます。
これは、近隣に埃や解体時の破片などが飛んでいくことがないよう防止するための役割があります。
こちらは、屋根の瓦を解体する様子です。
屋根の瓦は一般的に手作業で取っているということに驚きました。
重機を使っての解体が始まりました
今回の市川市の現場は、道幅にも余裕があり、最初の段階で重機を取り入れていました。
重機での作業が始まると解体されるスピードもあっという間です。
古屋がどんどん解体されていきます。
1日の作業終わりは、解体業者の方がしっかりと清掃をしてくださっていました。
仕事の丁寧さが伝わってきました。
解体工事が完了
更地になりました。
全体の解体工事期間は約2週間ほどでした。
インターネットから解体工事の依頼をすることに最初は抵抗があり不安もありましたが、電話で対応をして下さった協会の方や、解体業者の方を含めてみなさん丁寧で感じの良い方ばかりでした。
追加費用やトラブルも何もなく、無事に解体工事も終わり、こちらに依頼をして本当に良かったと思います。この度は、ありがとうございました。
近隣の解体業者が最も安いとは限りません。少し離れたエリアの解体業者のほうが安くなる場合もあります。
実例の見積書です。同じ工事内容で50万円以上の金額差が出ています。
こちらは、廃材の処分費用で金額差が出た例です。この他にも、解体業者ごとの得意分野や施工日程などでも金額差が出ることがあります。
（社）あんしん解体業者認定協会では、解体業界の透明化を目指し、お施主様と優良な解体業者様が適切に出会えるよう、無料の見積比較サービス「解体無料見積ガイド」を運営しています。
「解体無料見積ガイド」では、全国約75,000社ある解体業者のうち、当協会独自の厳正な審査基準をクリアした約1,000社の解体業者のみ登録。完全無料で最大6社に現地調査と見積を依頼できます。
過去10万件以上の解体工事データベースを使って、お客様に適した解体業者を絞り込み。さらに工事時期を踏まえて個別に各業者に聞き取り調査を行うことで、近隣の業者はもちろん、少し離れたエリアも含めて、お客様に最適な業者をご紹介することが可能です。
解体業者から無理な売り込みは一切なし、見積取得後のお断り連絡も代行。無駄な費用を支払うことなく、最も安く、かつ安心の解体工事をご希望の方はどうぞご活用ください。
知らないと損！「解体工事で失敗しないための手順書」（無料）
「賢く（安く）」しかも「安心して」行うには、「いつ」「何を」「どんな事に注意して」進めることが正解なのか？解体工事でよくある失敗を防ぐことができるようになります。
- 工事時期を先延ばしにしていたら解体費用と税額負担が増額してしまった
- 「安くてイイ業者」のはずが、悪徳業者だった…自分も不法投棄の処罰を受けた
- 工事後1ヶ月以内に書類の提出を忘れ罰せられてしまった
- 安さに惹かれて依頼したらずさんな工事で土地の価格が下がってしまった
- 近隣住民からの苦情で工事が中断し、新築工事に間に合わなくなってしまった
「ちゃんと解体業者を選んだ」はずだった方が、結果的に大損してしまうケースは珍しくありません。最悪の場合、解体業者や近隣住民とのトラブルが訴訟にまで及ぶこともあり、解体後の新築や売却、土地活用等の命運を分けてしまいます。一生に一度の解体工事で大損しないために、この「解体工事で失敗しないための手順書」を是非お役立てください。
コメントを残す