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空き家の不用品処分で費用をできるだけかけないようにする方法

空き家が増え続けています。2013年に総務省が発表した統計によると、約820万戸の7軒に1軒が空き家となっています。そして、空き家の数は、今も増え続けています。「ついつい放置してしまっている空き家がある」「実家の空き家をどうにかしたい」という方は少なくありません。

いよいよ「空き家として放置していたけれども、ついになんとかしなければならない状況になった・・・」という人ができるだけ費用をかけずに不用品処分を行なう方法について見ていきたいと思います。

空き家の不用品処分の方法は、大きく2つの方法があります。それは、できるだけ自分たちでおこなう方法と業者に頼む方法です。それぞれを具体的に見ていきましょう。

自分たちでおこなう方法

費用は業者に頼むよりも安くなりますが、かなりの手間と労力がかかることは覚悟しておいたほうがよいでしょう。また、自力で空き家を整理する場合にも、「粗大ごみの処分費用」と「家電4品目の処分費用」はかかります。

粗大ごみの処分費用

空き家の整理を行なうと大量のごみを処分することになります。粗大ごみの処分費用は、空き家の整理費用のなかでも大きな割合を占めるものになるでしょう。粗大ごみの処分は、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用するとよいでしょう。各自治体によって回収費用は異なるため、空き家のある場所の自治体が設定している料金を調べてみてください。

ここでは、東京都のある区の粗大ごみ回収料金を例に見ていきます。粗大ごみの容量や大きさによって回収料金が変わりますが、大まかな品目を見ていくと、次のような費用がかかります。

大型家具の回収料金:1,000円~1,800円
例)テーブル、ベッド、ソファ、本棚、タンスなど

小型家具・家電の回収料金:300円~700円
例)椅子、下駄箱、傘立て、ラジオ、電子レンジ、ポット、加湿器など

家電4品目の処分費用

家具や小型家電などは、自治体の粗大ごみサービスを利用して処分することができますが、家電4品目のテレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機については家電リサイクル法という法律によって処分方法が決められています。

家電4品目を処分する方法としては、「家電量販店に引き取ってもらう」か「指定引取場所へ持ち込む」こととなります。

家電量販店に引き取ってもらう場合にかかる費用

空き家のなかにある家電4品目を家電量販店に引き取ってもらう場合、リサイクル料金+収集運搬費用がかかります。

家電4品目のおおよそのリサイクル料金の相場は、1個につき1,500円~4,000円程度です。リサイクル料金は、家電4品目お製造したメーカーが設定しているため、テレビを処分するときには、メーカーがどこかによってリサイクル料金が変わってきます。そのため家電4品目を処分する際には、メーカーのホームページでリサイクル料金を確認しましょう。

次に、収集運搬費用を見ていきます。収集運搬費用のおおよその料金相場は、2,500円~3,000円程度です。

リサイクル料金が2,000円、収集運搬費用が2,500円のテレビ2台を家電量販店に引き取ってもらう場合には、処分費用は(2,000円+2,500円)×2=9,000円となります。ただし収集運搬費用は引き取り業者が設定しており、収集運搬費用は引き取り業者によって大きく変わります。また、空き家周辺の道路状況によってトラックが入れなかったり、家電の容量が大きかったりなどの条件によって、収集運搬費用が高くなることもあります。

費用については、事前に家電量販店に確認しておくようにしましょう。

指定引取場所へ持ち込む場合にかかる費用

家電4品目を処分する方法としては、指定引取場所へ持ち込む方法もあります。指定引取場所とは、家電リサイクルセンターが定めている家電4品目を収集する施設です。

引き取り業者は、空き家から指定引取場所まで家電4品目を運搬する業者となるので、自分で家電4品目を指定引取場所に持ち込むのであれば、収集運搬費用はかからず、メーカーの設定しているリサイクル料金のみを支払うことになります。

その他の片付けとしては、保管する必要があるもの(各種手続き書類、価値のあるもの等)と、処分するものを分ける必要があります。そして、処分するものの中でもまだ使用できるものは、リサイクルショップに持っていったり、公共団体に寄付することができます。傷がついていたり、古すぎたりして使うことのできない家具や家電を処分する場合は、自治体で粗大ゴミとして出すか、不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。

費用をおさえるためには自分たちで行なうことがよいのですが、空き家の片付けは自分だけで行うのはかなり大変です。家財道具が残っている場合はその処分や掃除も含まれるため、なおさら難しくなります。また、空き家と自分の居住地が離れていれば、その都度時間をかけて行かなければなりません。

また古い家屋では、床に穴が空いたり、壁が崩れてきたりと、思わぬところでけがをしたりすることもありますので、十分に気をつけて行なうことも必要です。

業者に依頼する

空き家に特化した片づけの専門業者もあります。専門業者に頼むと、古くなった壁や床の状態を把握して丁寧に作業してくれたり、庭の物置や、乗らなくなった車の処分までまとめて行ってくれる業者もいます。面倒な粗大ゴミの処理から、重要書類などの貴重品の捜索、買取を行ってくれる業者もあります。

空き家を片付けてくれる専門の業者に片づけを頼む場合の費用ですが、空き家のある地域や家の広さ、荷物の量などによって料金にかなり幅があります。

間取り料金相場
1R30,000円~80,000円
1DK50,000円~120,000円
1LDK70,000円~200,000円
2DK90,000円~250,000円
2LDK120,000円~300,000円
3DK150,000円~400,000円
3LDK170,000円~500,000円
4LDK以上220,000円~要見積もり

同じ間取りでも荷物の量によって料金が決まるため価格に幅があります。また、業者によってサービス内容や料金には差があります。業者を選ぶ際には最初から1社に絞るのではなく、複数社に見積もりを出して比較するとよいでしょう。

業者の中には悪徳な業者も存在します。見積時と実際の金額が異なったり、正しく処分せずに不法投棄を行ったりする業者もいます。悪質業者に依頼しないためにも、口コミや見積時の電話対応、ホームページの記載内容を事前にチェックしましょう。

空き家の整理の費用をおさえるポイント

空き家の片づけを自力でおこなうにしても、業者に依頼するにしても、処分するゴミの量をなるべく減らすことが大切です。全てを粗大ごみにするのではなく、普段のごみ収集で出せるものについては、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなどで、少しずつ処分していくとよいでしょう。

また、不用品は売れるものは売ったり、欲しい人にゆずりましょう。テレビや洗濯機、冷蔵庫、扇風機、電子レンジ、炊飯器、アイロンなどの家電製品から、タンスや机、椅子といった家具にいたるまで、欲しい人にゆずることです。

ただし、配送料金がかかると高くなるので、なるべく近くに住んでいる人、あるいはひき取りに来てもらえる人を探すのがおすすめです。地域の掲示板サイトのジモティーでは、お手軽な値段を提示すれば、家電から家具までいろんなもののひき取り手を手軽に見つけることができます。

まとめ

空き家の不用品処分で費用をできるだけかけないようにする方法について見てきました。

空き家の不用品処分の方法は、できるだけ自分たちでおこなう方法と業者に頼む方法の2つの方法があります。時間や手間がある程度かけられる場合には自分たちで行なうと費用は安くすませることができます。

しかし、家財道具が残っている場合はその処分や掃除、空き家と自分の居住地が離れていれば移動時間、また古い家屋では、床に穴が空いたり、壁が崩れてきたりと、思わぬところでけがをしたりすることもありますので、十分に気をつけて行なうことも必要です。

業者に依頼すると手間は大幅に削減できますが、費用がかかります。業者によってサービス内容や料金には差がありますので、複数社に見積もりを出して比較するとよいでしょう。