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防災対策に効果大の「擁壁」!知っておくべき費用の意外な内訳

両親から相続した実家。建築年数もだいぶ経ち、そろそろ新築に建て替えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

近年は地震や水害などの災害に備え、建築物の安全性耐久性を心配される方も多くなりました。

「老朽化した物件も新しくすれば大丈夫だろう。」

確かに建物を頑丈にすれば災害に強くなるかもしれません。しかし、果たしてそれだけで災害対策は万全と言えるのでしょうか?意外に見落としがちなのが「地盤沈下」・「土地の傾斜」など土地の安全対策です。

そこで「土地」を強くする有効な対策として注目されている、擁壁についてご紹介致したいと思います。

「擁壁」の種類は様々!土地にあった施工を選ぶ

擁壁とは、簡単に言えば「土の流入を防ぐための壁」です。なぜなら建築物を建てる際、すべての土地が真っ平らではないからです。

そういった土地は災害が起こった際、土砂崩れ浸水などの被害に遭いやすいものです。そこで、土留めと言われる土を抑えておくための構造物を造り、土砂崩れなどの被害を防ぎます。擁壁は崖面のような傾斜面の土の流れを遮断する役目をしていると言えるでしょう。

主な擁壁の種類
①練石積みコンクリートブロック擁壁
②重力式コンクリート擁壁
③鉄筋コンクリート擁壁
④空石積み擁壁
⑤増積み擁壁
⑥二段擁壁
⑦張出し床版付擁壁
以下のサイトでは各擁壁方法に関する詳細が記載されていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

国土交通省 宅地造成等規制法

擁壁と言っても様々な種類があります。

鉄筋コンクリート擁壁ブロック擁壁石積み擁壁などがあり、一般的にはコンクリートの擁壁が推奨されます。

ただし、擁壁を施工する立地条件・予算によって、施工方法は異なり、最適なものが選ばれます。

また、擁壁の利点として現在よりも大きな家屋を建てられるという点が挙げられます。傾斜のある土地に擁壁を垂直に設置する事で、所有している土地の面積を有効に使うことができるのです。

斜面を切り取った平らな土地、逆に斜面を土で盛ることで平らにした土地は、人工的に造られた地盤のため、「軟弱地盤」と呼ばれる軟らかい地盤になっています。このような土地にも擁壁の支えが必要になるでしょう。

擁壁工事における必要性と注意点。気になるポイントは?

  • 擁壁工事の必要性
  • 擁壁は、あなたの安全な生活と敷地の資産価値を守る大切なものです。
    ここで、擁壁工事を行う利点を挙げてみました。

    ・がけ崩れを防止
    ・斜面下部の安定
    ・小規模崩壊の抑制
    ・押さえ盛土の補強

    擁壁は外見からするとただの壁のようですが、実際には綿密な設計が必要とされる構造物です。設計段階から疎かにしてしまうと、万が一の際、災害に巻き込まれたり、人命に関わる問題に繋がります。

    擁壁の強度は外見だけではわかりません。大切なのは土の中がどうなっているのかです。ここで大切なのは業者に見積りをもらい、現地調査を同伴で行ってもらうことです。立地条件や地質が分からなければ「安全」な擁壁はできません。

  • 擁壁工事の注意点

  • こちらも要点を簡単にまとめてみたいと思います。

    ・隣地境界の場合、地権者との協議内容を残す
    ・擁壁下部の地盤を確認
    ・隣地との高低差がある場合、強度計算書が必要

    擁壁工事は、依頼する業者に豊富な知識と実績があることに越したことはありません。

    専門知識や専門技術、そして何より確かな信頼が求められます。しかし、いくら腕が良くてもしっかりと施主の意向を汲み取り、誠意ある施工を行ってくれなければ、満足のいく擁壁工事は期待できません。

    そして、「あまり費用をかけたくない」「安価で済ませたい」といった理由で業者選びをしてしまうと、後々費用が高くついてしまう結果になりかねます。費用を抑えるということは何かが削られるということなのです

    例えば、安くしようと建築物の鉄筋量を減らしてしまった場合、強度が保てなくなる場合があります。仮に、擁壁工事を行った後に埋め戻す土の質が悪い土ならば、地盤沈下の恐れさえあります。

    そこで重要な目安になるのが見積書です。詳細な見積り内容と施工に関する説明など、適正な工事に対しては、それに見合った見積内容や工事概要が必ず提示されるはずです。

    まずは業者から見積りを取り、長所、短所を見比べてみましょう。ご自身の目でひとつひとつの項目をチェックしてみることが最も大事なことなのです。

    擁壁工事のここをチェック
    ①見積書の明細
    ②契約書の締結
    ③図面の提出 平面図・断面図(構造のわかる図面)
    ④構造計算を依頼した場合は構造計算書
    ⑤許認可を要する擁壁工事の場合は、申請書類、申請図面、検査済証
    ⑥工事途中の施工写真 
    ⑦鉄筋コンクリートの擁壁であれば、コンクリートを流す前の鉄筋の様子がわかる写真

    擁壁工事の金額が変わるポイント

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    擁壁工事の金額が変わる具体的なポイントをここでご紹介致します。

    ・擁壁の種類
    ・擁壁の種類の高さと長さ(施工面積)
    ・地盤状態
    ・工事をする敷地と面積状態
    ・道路の道幅(重機搬入の有無)
    ※2mを超える擁壁や開発行為について
    ➡許認可が必要役所への申請費用・地盤調査費・設計料等がかかりますので、注意しましょう。

    擁壁工事の価格は、「1m ○○万円」というかたちで決めることはできません。例えば、既に古い擁壁がある場合、それを解体する必要が出てきます。また、擁壁工事の際は掘削工事が発生するため、「土の移動」に関する費用もかかります。

    この「土の移動」では、敷地内の別の場所に置き土ができれば軽減できますが、既に住宅が土地にあって、置き場がない場合には、土を一度処分せざるを得なくなります。このようなちょっとした現場の状況の違いが費用に上積みされていくのです。

    そのほかにも、2m以上の擁壁を造る際は構造計算費用や行政への申請費がかかりますし、重機が通ることができる道路幅があるかどうか、といった立地条件によっても費用は変動します。このように、擁壁工事は一概に「いくらです」という見積りが難しいため、まずは業者とのヒアリングを欠かすことができません。

    見積書を取り、業者が決まった場合には疑問に思った点は遠慮せず質問してみましょう。
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    まとめ

    「擁壁」と聞いて、具体的なイメージを持っている方は少ないと思います。

    実際に施工するにあたっては費用や種類も様々で、土地の状態や施主の意向で価格は大きく変わってきます。ですので、工事にかかる「適正価格」は施主と業者との話し合いの中で決まり、業者の良し悪しによっても左右されます。

    価格も大事ですが、大切なのは業者による明確な説明、詳細な見積書などであり、施主側の疑問点が解消されないのであれば、数社との交渉をお薦めします。

    目先の安さに飛びついてしまうと、後々費用が膨らんでしまうことになりかねませんので、施主の厳しいチェックが求められます。

    ご不明な点は「あんしん解体業者認定協会」へ

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