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安心で安全な木造住宅に住み続けるためには?改修・建て替え工事のコツ

木造家屋に現在お住まいの方。
「木造家屋はもろい」「木造家屋は地震に弱い」などの情報によって、「この家に住み続けることはできないのか?」と不安に感じていませんか?
思い出も思い入れもある持ち家。簡単に手放すことはできませんよね。

そこで今回は、本当に木造家屋は危険なのか?住み続けるためにはどうすればよいのかを、徹底的に解説します。

木造家屋の危険性・デメリット

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近年では、家屋の建築には鉄骨・鉄筋コンクリート造のものが主流となっています。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の家屋は、木造よりも耐水性・耐震性等が高く、老朽しにくいといわれていますが、本当に木造の家屋は老朽化しやすく、倒壊などの危険性が高いのでしょうか?

木造家屋は耐震性が低い?

木造家屋の危険性と聞いて、最もイメージし易いのは「耐震性の低さ」でしょう。
では本当に木造家屋は耐震性が低いのかというと、実は一概にそうとも言い切れません

実は、耐震性に係ってくる問題は家屋の構造よりも設計のほうが重要なのです。
たとえば、鉄骨・鉄筋コンクリート造の家屋だったとしても、設計次第では木造よりも耐震性の低い家屋にもなり得るということなのです。

とはいえ木造はほかの構造よりも家自体が老朽化しやすいので、柱や梁の劣化による倒壊の危険性は否定できません。
ですから、木造家屋の耐震性の低さはそもそも作られたときの問題ではなく、経年劣化によるものだということなのです。

危険性を高める木造家屋の腐朽

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木造家屋の老朽化が耐震性に問題をきたすということをご説明しましたが、ではなぜ木造家屋は老朽化しやすいのでしょうか?

木造家屋の一番の敵。それは水・湿気です。
木造は吸水性が高く、耐水性が低いため、木事態が腐朽してしまいやすいのです。
腐朽してしまった木材は強度が弱まり、構造上問題をきたす部分の腐朽が進んでしまうと、倒壊の危険性が非常に高くなってしまうのです。

シロアリがさらなる被害を生むことも

湿気を多く含み腐りはじめた木材は、シロアリの大好物でもあります。
シロアリは湿気を多く含んだ木材を餌として棲みつき、シロアリ被害をうけた木材はますますもろくスカスカの状態になっていきます。

せっかく耐震性の高い設計の家屋に住んでいたとしても、このように木材事態が腐朽してしまうと、普通に住んでいるだけでも危険な状態になりかねません。木造家屋には、腐朽とシロアリ被害の対策をしっかりと行い、安全に家屋を保ち続ける必要があるのです。

安全性を高めるための改修工事

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「木造家屋を安全に保つためには腐朽対策が必要」とはいえ、もはやその状態になってしまった家屋をもとに戻すことはできません。これからもその家屋に住み続けるためには、的確に安全性を高める改修工事が必要となります。

耐震性を向上させるための改修工事

現在建っている木造家屋には古くに建築された家屋が多く、そもそも建築された時と現在で耐震基準が異なるために、耐震基準を満たしていない状態である可能性が高いです。
設計上問題があったり、建築材の老朽化などの問題があったりした場合、耐震性を向上させるための改修工事が必要となります。

東日本大震災以降、どの地域でも住宅の耐震性を高めるための補助事業が施行されていることが多く、耐震診断を無料で受けることができたり、耐震改修工事に対しても費用の一部を補助してもらえるなど、以前よりも改修工事がしやすくなっています。

耐震改修工事では、基礎の補強・接合部の補強・筋交いを入れたり、耐久壁を増やすなどの工事を行います。
さらに、瓦屋根の場合地震の際建物に作用する振動が高くなってしまうため、大幅に屋根の重みを軽減するスレート屋根に変えるなどの工事を行う場合もあります。
改修工事は、その家屋によって必要な内容が異なります。お住まいの地域の自治体に相談してみましょう。

木材を腐りにくく丈夫にする

せっかく耐震性を向上させても、また木材を腐らせてダメにしてしまっては、同じことの繰り返しになってしまいます。
木造家屋には、木を腐りにくくさせる改修工事も必要となってきます。

木造家屋の敵は湿気であるとお話ししましたが、湿気に打ち勝つものとして一番重要なのは乾燥です。家屋が水を含んでしまうのは、雨が降ったりすれば当たり前のことです。何度濡れてもその家の中で暮らしていけるのは、濡れても乾くからなのです。
つまり、問題なのは雨などで濡れたあとに乾きにくい部分です。風通しの悪い場所や、もともと湿気の多い場所に使われている木材は腐りやすく、老朽化が早いというわけです。
ですから、乾燥しにくい場所には吸水性の高い木材は使わないようにするなど、ケースバイケースで建築材を取り換える必要があります。

木材を餌とするシロアリ対策

湿気対策をきちんとしておけば、シロアリ対策もばっちり!と思いきや、シロアリの中には自ら水を運んできて棲みつく種類のものもいます。
こんな恐ろしいシロアリの対策としては、改修工事の段階でシロアリの好みそうな場所にはシロアリがあまり好まない木材を使うようにしたり、防蟻剤を塗布するなどの方法があります。しかし、私たちの想像にも及ばない場所から侵入してきたり巣を作ったりしますから、信用できる業者に、安全に駆除してもらうのが一番でしょう。
その一時の駆除だけでなく、今後の侵入経路を防ぐなどの対策も施してくれる業者を選択したいですね。

新たに木造住宅を建て替える際の注意点

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さて、ここまで現在お住まいの木造家屋についてお話ししてきましたが、新たに木造家屋を建てたい方や、もうすっかり老朽化してしまった家屋を新たに建て替えたいという方。
木はやっぱり独特のあたたかみがありますし、現在は木造家屋が再びブームに。どうしても木のお家に住みたいという方も多いですよね。
では、新たに木造家屋を建てるとき、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

耐久性の高い工法を選ぶ

工法とは、わかりやすくいうと家の建て方のこと。家屋の基本的構造に係る材料や仕組みが、工法によって異なってくるのです。
素人目にはわからずとも、実はこの工法次第で家の耐久性は大きく変わるため、マイホームを建てる際にはぜひとも施工業者と相談してほしい部分です。

木造軸組工法

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木造軸組工法とは、柱・梁・筋交いなど、縦・横・斜めの軸で支えられている工法のことをいいます。
基礎の上に土台、土台の上に柱を立て、梁等の水平材をわたすというものです。
柱と柱のあいだにわたす水平材が耐震性に深くかかわる部分で、縦・横・斜めで言うと、斜めの部分が強いことが、家屋の耐震性・耐久性を高めます。

ただし、耐火性としては不燃材を使うなどの防火策を施していなければ被害が大きくなる可能性もあるとされていて、的確な対策が必要となります。

ツーバイフォー工法

2×4(ツーバイフォー)工法は、床・壁・天井の面で構成されている工法です。正式には「枠組壁工法」とも言われています。
基礎の上に並べられた根太に合板を打ち付けて床を作り、そこに壁を立ち上げます。その上に2階の床を打ち付けて壁を立ち上げ、最後に棟木に垂木をわたし、屋根を完成させるという作り方です。
ツーバイフォー工法で最も重要になってくるのは家屋を支える壁の耐久性であり、2in×4inの製材で作られた枠組に合板を張ってパネルにしたものを使用します。

耐震性・耐久性では軸組工法に劣るものの、壁や天井に不燃性の高い石膏ボードを張っているため、耐火性の高い工法です。

腐朽の危険性を抑えた家屋を作る

木材を丈夫に保つために重要なことは、木を腐らせないこと。
そして木が腐るのは、腐朽菌の繁殖によって木材の成分が分解されているから。
要するに、木材を腐らせないためにはこの腐朽菌への対策が重要となってくるわけです。

腐朽菌が繁殖しやすいのは、床下や屋根裏など。雨水のたまりやすい箇所や、湿度が高く乾燥にしくいところなどです。
床下はもとより風通しが悪く湿度が高くなりやすい場所ですから、あらかじめ防腐剤を塗布した木材や防湿コンクリートを使用したり、換気口を作るなどの防湿対策が必要となってきます。

また、家屋の北向きの部屋にはトイレや浴室、台所などの水を多く使用する部屋は作らないことも重要となってきます。
北向きの部屋は日があたりにくいため、いったん濡れてしまうと乾燥しにくく、その部分だけ湿度が高くなってしまいます。水回りはなるべく南向きに配置するといいでしょう。

まとめ

今回は、木造家屋で安全に暮らしていくための対策などをご紹介いたしました。
木のお家には独特のあたたかみがありますし、断熱性が高く夏は涼しく冬は暖かいなどのメリットもたくさんあります。木の家にこだわりを持つからこそ、長く暮らしていくための知識は身につけておきたいですね。
老朽化したままの木造家屋にお住まいの方は、改修工事・建て替え工事をご検討されてみては?

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